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月の残光 ◆EboujAWlRA 白のカッタシャツと黒のズボンを着た少年、前原圭一は図書館で『北条悟史』を探していた。 圭一は悟史の容姿を全く知らない。 知らないが、兄妹なのだから妹の北条沙都子に似ているのだろうと漠然に考えていた。 そして、悟史に会って雛見沢の謎と、どうして悟史が雛見沢から姿を消したのかを聞こうと思っていた。 だから、圭一は臆病に思えるほど慎重にではあるが歩きまわっていた。 最初に病院を大雑把にではあるが見回り、悟史が居ないと分かると次は近い施設の図書館へと向かっていた。 警察でも教会でもなく、図書館を選んだのは一番慣れ親しんでいる場所だったからだろう。 結果的には遊園地からの煙が上がった様子が見えたことから、その行動は正解だったと圭一は胸を撫で下ろした。 だが、今はどっちに行っても同じだったかもしれないと思い始めていた。 その原因は探索を始めた図書館の一隅から漂ってくる、異様な悪臭。 鉄が酸化した際に生じる、鼻の奥どころか脳にまでツンと来るような刺激的な悪臭に溢れていた。 なんとなく、その先にあるものが圭一にも想像が着き始めた。 得てして嫌な推測というものは簡単に浮かぶものである。 「うっ……!」 そして、その想像通り圭一は死体を発見した。 テンガロンハットと大きめのコートを身に纏った中年の男性の死体だ。 仰向けに倒れた身体と、切り落とされた首。 それはちょうど最初の不思議な場所で見た、小さな女の子と同じだった。 いや、あの時はこれほど近くで見てはいなかっただけに、今回の方が何倍も不気味で恐ろしい。 「うっ……! あ、ぁぁあ!」 その恐怖と驚愕と、首のとれた女の子の姿を思い出してしまい吐き気が込み上げてくる。 堪えようとして上を向くが、目の前の死体から漂う刺激臭が鼻から脳へと昇ってきて吐き気をより増進させる。 「くぅ、は、はあ、はあ……」 だが、それをなんとか堪える。 死体を見るのはこれで四度目ということもあったし、そして嘔吐物で死体を汚すのは躊躇われたからだ。 死んでから遺体に汚物をかけられる、もし圭一が遺体なら耐えられないだろう。 一度死んだと思った圭一だからからこそ、そんなことを思ったのかもしれない。 とにもかくにも腹の奥から込み上げてくる吐き気を圭一は堪えた。 「と、とにかく、この近くに人がいるってことか? それも殺し合いに乗った?」 この島に来てから、いや殺し合いに連れてこられてからまだそれほどの時間は経っていない。 精々が二時間程度であり、その僅かな間で人が死んでいるのだ。 恐らく死んだのはこの人だけではない。もっともっと多くの人間が死んでいる。 見れば、この男だって銃を持っている。 男だって殺し合いに乗っていて、それが逆に襲おうとした人間に殺されただけだ。 そうだ、誰が殺し合いに乗っているかなんてわからない。 ずっと仲間だと思っていたレナや魅音だって、殺し合いでない普通の日常で圭一を殺そうとしたのだ。 恐らく殺し合いに乗っている人間は圭一が考えているよりも多い。 それも殺されている人間の中にも殺し合いに乗った人間も居る。 戦わなければ生き残れない、そんな言葉が圭一の頭に浮かびあがる。 そして死体の傍にある銃を眺めて、鼻を押さえながら屈んで銃を拾う。 これで圭一は鉄パイプ以上の戦うための力を、殺すための暴力を手に入れた。 「どうする? これで、どうするってんだよ?」 何度目かになる独り言をつぶやく。 思わず拾ってしまったが、これを持ってどうするのだ。 人を殺すのか、レナや魅音たちにしたように。ノートにレナや魅音の名前を書いたように。 襲ってくる人間でなく、怯えている人間も殺すのか。 「とにかく、悟史を探すか……」 圭一は銃をベルトに差し込んで、その答えを先延ばしにする。 とにかく、まず最優先で悟史と会うと決めた。 一年前に雛見沢に何が起こったのか、そして悟史は何故居なくなってしまったのか。 悟史に出会ってそれを調べなければいけない。 そこまで考えて、ふと不吉な考えが頭によぎる。 「でも、もし悟史も殺し合いに……」 だが、その言葉を最後まで言い切ることなく、飲み込む形で打ち切る。 それを最後まで言ってしまえば、悟史と対面する勇気すらなくなってしまうような気がしたから。 今は悟史を探そう、全てはそれからだ。 だが、その最中に他の人間を見つければ……殺すことも考えなければいけないかもしれない。 圭一は人を殺したくたくてしょうがないわけではないが、何より死にたくないのだ。 そのためには無茶な接触は避けるべきだろう。 幸いと言うべきか拳銃を見つけた。 その強力な武器を手に入れたことで、ある程度ではあるが心にゆとりが出来た。 これで具体的にどうするか、という答えは出ていないがとにかく強力な武器を手に入れたのだ。 「気は抜けないな」 僅かに振りむき、死体を横目で眺める。 圭一もいつああなってしまうかは分からない、ここは殺し合いの会場なのだから。 逃げ回る形になってでも、慎重に行かなければ。 死体の傍に会ったデイパックを拾っておく。 そして汚れていないことを確認すると、デイパックを手元に手繰り寄せる。 中身に手をやってそのままになっていることを確認する。 ひょっとするとこの男を殺した人間が戻ってくるかもしれない。 ゆっくりはしていられない、デイパックに全てを移しかえるとすぐに圭一は図書館から立ち去った。 ◆ ◆ ◆ 「……ひでえことしやがる」 短く刈り込んだ髪を弄りながらジャケットを着こんだ体格のいい男、亀山薫はポツリと呟いた。 軽く振り返ると、セーラー服を身にまとった切り揃えた髪が特徴的な少女、稲田瑞穂が何とも言えない表情でこちらを眺めている。 遠目からだが人が死んでいることを察したのだろう。 棚に隠れているとはいえ、死体の放つ存在感とは異様に目立つものだ。 前原圭一が図書館から出てからおよそ十数分後、入れ替わりになる形で亀山薫と稲田瑞穂が図書館へと足を踏み入れた。 山道と整備された街道、瑞穂による襲撃と情報交換。 この二つが原因で圭一と亀山たちに時間差が出来たのだ。 若干錯乱した圭一と出会わなかったのは二人にとって幸運だった。 圭一が出る時に裏口から出たことも幸いして、行きあわなかったのだ。 そして、二人は安心して人が居るか居ないかを確かめる程度の軽い探索。 それを初めてからほどなくして亀山が死体を見つけた。 亀山は眉をしかめながら、その床に転がった死体を眺める。 亀山も刑事、解剖医ほどではないが死体なら見慣れている。 だが、目の前の転がった死体の惨状にはかける言葉が見つからなかった。 とにかくひどい、こんな単純な言葉が出てこない。 その死体は首を『捩じ切られて』いた。 まるで電車に引かれたかのように、見事に捩じ切られている。 こんな狭い場所では車は使えない。 精々バイクぐらいだが、どちらにせよ床に何かしらの痕跡が残るはずだ。 それがないとは、なんとも不思議な状況だ。 この手のトリックを考えるのは見慣れているが、明らかにするのが得意なわけではない。 考えすぎても仕方がない。 しかし、これはとんでもない痛みだったはずだ。 正当防衛としても過剰だ、明らかにこの男は被害者の側。 さらに、デイパックが周囲に見当たらないことから追剥ぎまでされたようだ。 亀山はそう思うと、自然と目を閉じて両手を合わせる。 (墓すら作れなくてすいませんね。せめて、人として安らかに眠ってください) 首を持ち上げ身体にくっつけるように置き、遺体の瞼を閉じさせる。 そして、カーテンをちぎって死体の上にかけてその姿が人目に触れないようにした。 何の意味もない行動だとは思うが、ゴミのように横たわった姿ではなく人らしい姿で眠らせてやりたかった。 ここに稲田瑞穂を置いて行くのは、あまりよくないだろう。 死体の傍でいつ戻ってくるかも分らない亀山をこんな惨死体と一緒に待つなど大の大人でも頭がおかしくなる。 しかも、先ほど南東の方向に煙が上がっていたのが見えた。 あの騒ぎを避けた人間がこちらに向かってくるかもしれない。 面倒ではあるが、別の腰を落ち着けれる場所を探した方がいいだろう。 「ここにあるのは、その、なんだよ、死体だけだ。別の所に行こう」 「……そうですね。本を読むなんてゆっくりするわけにもいきませんし、長居をする理由もありません」 亀山のその言葉に瑞穂は丁寧な言葉遣いで答えた。 僅かに動揺はしているようだが、目に見えて怯えているわけではない。 思ったよりも体力があるし、この異常事態にも動じていない。 ただ、死体を見ても驚かないのはプログラムとやらで死体を見慣れた結果か、とも思うと空しくなる。 実感は湧かないが、プログラムとやらは良くできた話だしこの状況に動揺しないことと酷似し過ぎている。 瑞穂が思春期特有の特別意識からの妄想にしては、身勝手な行動が少なくしっかりし過ぎている。 それに加えて向こうの意思次第で爆破出来る首輪やランダムに武器を配るなど、V.V.の殺し合いの進行に手慣れている。 瑞穂の言うプログラムとやらを模倣した可能性が高いと亀山は考えていた。 オリジナルのプログラムとの大きな相違点は対象が中学生だけではなく老若男女問わなくなったことか。 このことから全くのデタラメと切り捨てるのは躊躇われる。 相変わらず謎は多いし、パズルのピースも揃いきっていない。 それでもこのままここで蹲っているわけにはいかない。 今、亀山が優先すべきことは杉下右京との合流、その際に手土産になるパズルのピース。 ある意味ではこの瑞穂は重要参考人、パズルの重要なピースである。 重要参考人にして守るべき一般人、その存在が亀山の気合いをより強くしていた。 と、そんな時に瑞穂が亀山に話しかけてきた。 「……悔しいんですか?」 「何が、だ?」 「人が死んで、悔しいんですか? 悲しいんですか?」 反応を窺うような、疑心に満ちた目で瑞穂は亀山を見つめてくる。 最初に警察だと名乗った割には、あまりにも信頼は薄いようだ。 そう言えばあの時から妙に怯えたような、それでいて汚いものを見るような眼になっていた。 「事件を解いた」という亀山の発言の後に「探偵?」と尋ねた。 普通は事件を解いたと聞けば、探偵よりも先に警察が頭に浮かぶはずだ。 ひょっとすると、何か警察に嫌な思いがあるのかもしれない。 「当たり前だ、俺は絶対に許せないことがあるから警察官になった。 ……警察を絶対に信用しろとは言わない。ただ警察でなく俺を信じてくれ、今だけでいい。 右京さんと合流出来りゃ絶対なんとかなる、出来なくても君を守ってみせる」 心の中で「俺は刑事だからな」と付け加えておく、瑞穂が警察に。 亀山は瑞穂に向ってあやす様に言い聞かす。 警察に信頼を抱いていなくてもいいが、そのあまり身勝手な行動をとられては困る。 亀山が困るのではなく、瑞穂が危険になるのだ。 その言葉を虚を衝かれたように目を丸くしたが、すぐに落ち着いた目へと戻る。 ただ気のせいかもしれないが、少し亀山を見る目が柔らかくなったように見える。 それでもまだ距離を取ったまま近寄ろうとはしないが。 「じゃあ、行くか。何時までもぼさっとしているわけにもいかないしな」 「ええ、水の戦士・マウンテンカメール。光の加護の下で闇を討つために動きましょう」 ……ただ、このあだ名だけは止めてほしい、と言うのが亀山の本音ではあった。 【一日目黎明/F-7 図書館周辺】 【前原圭一@ひぐらしのなく頃に(ゲーム)】 [装備] 鉄パイプ@現実、ベレッタM92F(12/15)@バトルロワイアル(小説) [所持品] 支給品一式×2 デスノート(偽物)@DEATH NOTE、予備マガジン4本(60発) 雛見沢症候群治療薬C120@ひぐらしのなく頃に、不明支給品0~2(銭型に支給されたもの) [状態] 健康、雛見沢症候群L3 [思考・行動] 1:どんな手段を駆使してでもこのゲームを生き残る。 2:悟史に会う。 3:悟史以外のひぐらしメンバーを警戒、他の人間も信用ならない。 4:デスノートについては半信半疑だが、どちらかといえば信じている。 [備考] ※参戦時期は鬼隠し編終了後です。 ※C120はあくまで雛見沢症候群の症状を抑えるだけで、完治させることは不可能です。 ちなみに健常者に使用すると10分以内に全身の発疹、発熱、瞳孔の拡大、妄想を引き起こすとされています。 【一日目黎明/F-7 図書館内】 【亀山薫@相棒(実写)】 [装備] なし [支給品] 三味線糸@バトル・ロワイアル、小型液晶テレビ入りポテチ@DEATH NOTE、タオル@現実、支給品一式 [状態] 左腕に打撲 [思考・行動] 1:民間人を保護しながら何とか右京と合流し、この事件の解決を図る。 [備考] ※瑞穂に『水の戦士マウンテンカメール(仮)』と一先ずの真名を与えられました。 【稲田瑞穂@バトルロワイアル(小説)】 [装備] 模擬刀@現実 [支給品] シアン化カリウム@バトル・ロワイアル、本人確認済み支給品×2、支給品一式 [状態] 健康。アフラ・マズダ様のお声が聞けないため若干落ち着かない(´・ω・`) [思考・行動] 1:神秘の水晶を奪還し、アフラ・マズダ様と再び交信する。 2:悪は討つ。 3:亀山は……悪い人間では、ないかもしれない? 4:右京と言う人間は……? ※遊園地の火柱と煙を三人とも目撃しました。 時系列順で読む Back カッキーン☆ 悪魔の怪人軍団! Next 相乗りヘブン 投下順で読む Back カッキーン☆ 悪魔の怪人軍団! Next 相乗りヘブン 022 光と亀 亀山薫 070 Blood bath(前編) 稲田瑞穂 026 一晩の悲劇 前原圭一 076 寝・逃・げでリセット!
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上総相川駅 (かずさあいかわえき・Kazusa-Aikawa Station)は、千葉県富津市相川にある、ちばドリームエクスプレス(cdx)の駅である。 駅番号は、富津線が FT43 、亀山線が KY43 。 当駅は亀山線の終点であるが、多くの便が浜金谷駅まで乗り入れる。一方富津線は、木更津方面から来た普通列車の殆どが当駅で折り返すため、浜金谷駅まで到達する列車は極端に少ない。 目次を表示 基本データ 駅構造主な設備 トイレ バリアフリー設備 のりば 駅周辺 歴史 隣の駅 基本データ 所在地 千葉県富津市相川 駅構造 高架駅 ホーム 2面3線 開業年月日 1998年10月24日 乗り入れ路線:2路線 所属路線 富津線 駅番号 FT43 キロ程 23.1 km (木更津起点) ◀ FT42 更和(2.2 km) - (2.0 km)奥竹岡 FT44 ► 所属路線 亀山線 駅番号 KY43 キロ程 50.7 km (田尾起点) ◀ KY42 天神山(2.3 km) - (奥竹岡駅)► 備考 業務委託駅ゆめチケット 無自動改札 有 駅構造 島式ホーム1面2線と片面ホーム1面1線の高架駅。業務委託駅でゆめチケットは設置されていないが、窓口にて定期券が、自動券売機にて自由席特急券が購入可能。 主な設備 YuMeCa対応自動改札機・タッチパネル式自動券売機・のりこし精算機を備える。 YuMeCaチャージ端末は設置されていないが、自動券売機にてチャージ可能。 売店などは無い。 トイレ バリアフリー対応の水洗式トイレが改札内に設置されている。 バリアフリー設備 エレベータが設置されている。 のりば 1 FT 富津線 浜金谷・ MF 東京湾横断線・ P 安房急行方面 2 KY 亀山線 浜金谷方面 上総亀山・上総中野・田尾方面 3 FT 富津線 君津・木更津・ CA 千葉本線方面 駅周辺 小さな集落がある。 相川神社 相川(河川の名前) 館山自動車道(当駅付近はトンネル) 歴史 1998年10月24日 - 開業。 隣の駅 FT富津線 安房路特快・安房路快速(富津線内快速運転) 更和駅(FT42) - 上総相川駅 (FT43) - 浜金谷駅(FT13) 安房路快速(富津線内各駅停車)・普通 更和駅(FT42) - 上総相川駅 (FT43) - 奥竹岡駅(FT44)※ - 浜金谷駅(FT45) ※一部の列車は通過 KY亀山線 快速 上総三島駅(KY39) - 上総相川駅 (KY/FT43) - 浜金谷駅(FT45) 普通 天神山駅(KY42) - 上総相川駅 (KY/FT43) - 奥竹岡駅(FT44) FT 富津線 Futtsu Line (久留里街道・新千葉方面 ) 木更津 – 桜井新町 – 畑沢 – 君津 – 貞元 – 小山野 – 岩富 – 宝竜寺 – 北みなと・浅間山運動公園前 – 更和 – 上総相川 – 奥竹岡 – 浜金谷 ( 油壺・湘南鷹取方面)( 館山北条・相の浜方面) KY 亀山線 Kameyama Line 田尾 - 山小川 - 平蔵 - 北米原 - 上総横山 - 大多喜 - 新西畑 - ( いすみ鉄道いすみ線方面) 上総中野 - 老川 - 筒森 - 黄和田畑 - 折木沢 - 上総亀山 (JR久留里線方面 ) - 上総三島 - 上総関 - 上後 - 天神山 - 上総相川 - 奥竹岡 - 浜金谷 最終更新:2020-08-15 亀山線 千葉県 千葉総合本部 富津市 富津線 駅 駅一覧か
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(08:26) 起床 今日の初レス メールアドレスをhotmailから15neへ変更 ↓ (08:45) 凸宅で凸息子とブロックで遊んでハァハァする ↓ (10:30) 出発 ↓ (11:46) 【写真】 「遠くにミッドガルがある」 ↓ (13:03) 鈴鹿にて軽く道を間違える ↓ (14:01) 亀山バイパス 【写真】 「三重はきれいだ」 「しかしどうみても亀山バイパスです本当にアザースっ!」 ↓ (14:27) 1号線沿いファミマ亀山インター店にて補給 ↓ (16:06) 鈴鹿峠クリア。道の駅 あいの土山で休憩。 【写真】 「すずかタソのあそこ…すごくきついよ…」【写真】と言ってみんなの気を引こうとするも総スルー。 「ポン菓子ってなぁに?」 ↓ (17:24) 甲賀市水口→草津へ 【ファミマ亀山インター店】 「まもなく日がくれますが7時頃には草津につくんじゃないかと思います」 ↓ (18:20) 草津の宿主と連絡が取れたらしい ↓ 暇な住民のために30日の配信動画を流してもらう (19:10) 凸者と合流 補給&買い物 ↓ (20:15) 入浴後食事へ ↓ (22:26) 帰宅。配信ありそうな気配。 ↓ (22:55) 配信開始 ↓ (00:20) 就寝 ←前の日 ↑日別行動一覧 次の日→
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吉田経長 延応元(1239)~延慶二(1309)年6月8日 父は吉田為経、母は二条定高の娘。葉室定嗣の娘と異母弟の権中納言冷泉経頼の娘を妻とする。彼が二十四歳の時、同母兄経藤と異母兄経任が争い、敗れた経藤が出家する。母を同じくする経藤に同情的だったためか、経長は終生経任に対し、強烈な対抗意識をもっていたようだ。蔵人・弁官を経て建治三(1277)年に参議。亀山上皇に仕えて伝奏・評定衆を務め、弘安六(1283)年に権中納言。後深草上皇も経長を評価したらしく、正応元(1288)年には中納言に進む。わずか一ヵ月でこれを辞しているが、失意の亀山上皇に遠慮したのだろうか。ただし朝政から退いたわけでは決してなく、後深草・伏見上皇のもとでさかんに実務官として活動し・ている。正安三(1301)年、後宇多院政が開始されると中納言に復帰し、再び伝奏を務め、院の執権となった。翌年、亀山上皇に不敬があったとして二十日間蟄居(1)。亀山上皇に対しさかんに不平を鳴らし、後宇多上皇になぐさめられている。嘉元元(1303)年、ついに念願の権大納言となる。同年十月、執権をやめて官を辞し、出家して一線を退いた。 『吉続記』乾元元年十一月二十二日 (本郷和人)
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Blood bath(後編) ◆KKid85tGwY 「…………ってことは、もうあのシャドームーンとかいう奴から逃げることもできないんですか!?」 「信じないなら、試してみるといい。君がここから逃げ出そうとした途端、あいつの光線に撃ち抜かれるぞ! 全世界でベストセラーになった『どんと来い! 超常現象』や『なぜベストを尽くさないのか』の著作者でもある 日本科学技術大学教授の私が言うんだから間違いない!」 「それあんまり、関係ないんじゃないですか…………?」 亀山は上田からこれまでの経緯を聞く。 それは驚くべき、そして恐るべき内容だった。 すでに北条沙都子というう少女を、東條とミハエルが殺害している。 そしてシャドームーン。 異常な戦力で仮面ライダーと呼ばれる存在2人を圧倒し、上田たちの逃走を2度も阻んだという。 普段の亀山ならにわかには、信じがたい話だ。 だが実際にシャドームーンがその異常な強さを発揮して、戦っているのを見れば信じるほかはない。 (クソッ!! せっかく来たのに、あんな化け物が相手にどうしろって言うんだ!) 危険を冒して公園まで来ても、亀山は自分の無力に歯噛みするしかなかった。 戦うことも逃げることもできない絶対的な存在、シャドームーン。 シャドームーンが殴り飛ばしたギガゼールが、亀山たちの近くまで飛んできて爆発した。 それだけでシャドームーンとの戦いが、次元の違うものだと理解できる。 ふと見ると瑞穂は、亀山たちより近くでシャドームーンの戦いを 何かに取り付かれたように眺めていた。 明らかに人にあらざる銀色の体躯。 それから発せられる禍々しい気配。 たった1人で多数を圧倒し、公園を破壊する戦力。 最初に橋から島の上空で目撃した時から予感が働いていた。 だからこそ危険を覚悟の上で公園まで来たのだ。 そして実際に目撃し、上田の話を聞いて確信に変わる。 街の占い屋さんで、いずれ自分が地球のために悪と戦うとメッセージを受けた。 瑞穂自身はそのことを疑っていたわけではない。 ただ、地球のために戦う相手である悪がどんなものか、漠然とすら想像もできなかったのは確かだ。 プログラムで桐山を見た時、アフラ・マズダ様は悪魔だと言っていた。 それに異論は無い。だが『地球を脅かす悪』かと言われると、疑問に思う。 しかし、今、現実となって『地球を脅かす悪』そのものが目の前に居る。 ゴルゴムのシャドームーン。 間違いない、こいつこそ宇宙の戦士である自分が倒すべき悪だ。 だが同時に理解できる。 今の自分では、どうしたって絶対あいつには敵わない。 地球を脅かす絶対的な悪とは、これほど途方もない存在だとは。 光の戦士プリーシア・ディキアン・ミズホは、初めて対峙する巨悪に戦慄を覚えた。 「瑞穂ちゃん、危ないから! もっと離れよう、な!!」 亀山は瑞穂の手を掴み、無理やりシャドームーンから離そうとする。 瑞穂もそれに抵抗することなく引かれていく。 「上田さん、俺たちももう少し離れましょう」 「だから、逃げようとすると撃たれるんだ!」 「でも、こんな近くじゃ巻き込まれるかも知れませんよ!」 そして相変わらず立ち上がれない上田を肩に乗せ、亀山はシャドームーンから更に離れようとする。 瞬間、シャドームーンがシャドービームの照準を亀山たちに向けた (げ、これだけで本当に撃ってくるのか!?) 放たれるシャドービーム。 その射線上にナイトが上空から滑り込んできた。 ナイトはウィングランサーを盾にする形で構えていた。 それでもシャドービームの威力は殺しきれず 15mは地面を転がり、亀山たちの足下まで到達した。 もしナイトが割って入っていなかったら、間違いなく亀山たちは死んでいた。 恐ろしいまでの攻撃の威力と精度。何よりシャドームーンの隙のなさ。 しかし上田はそれよりも気になることがあった。 「…………な、なぜ君が私達を助ける?」 「……今、上田さんに死なれたら困るかも」 いつの間にか近づいていた、タイガが上田の疑問に答える。 「お、お前たちが北条沙都子って少女を殺したって言うのは本当か!?」 「殺したんじゃなくて救ったんです。でもその話は後にして下さい」 「その話は後だ~? 人を殺しておいてなんだと思ってるんだ!!」 「今はそれで議論している場合じゃないですよね? 上田さん、なぜライダーに変身しないんですか?」 詰め寄る亀山を冷静に往なして、ナイトは上田に問いかける。 亀山も感情的には納得いかないが、たしかに今は議論をしている場合ではないと理性では理解しているため 渋々だが矛を収めた。 「すまないミハエルくん……私がこんな身体ではなかったら…………」 そう言って、何故か上田はわざとらしく咳き込む。 「質問を変えましょう、なぜライダーに変身しなかったんですか?」 「……わ…………私はね、日本の最高頭脳にして知的財産なんだ! そして私の頭脳は非常~にデリケートにできているんだ! ライダーに変身なんかして戦って万が一にもそれが失われたら、地球的規模の損失を生むことになるんだぞ!」 どこまで本気か分からない上田の弁明に、その場にいる全員が冷ややかな視線を送る。 「……その、ライダーデッキですか? 使わないなら、俺に貸してください! 俺は刑事ですから、俺がそのライダーってやつになって戦います!」 「そうね、戦士であるマウンテンカメールが使ったほうがいいわね」 「……マウンテンカメール?」 「いや……それはまあ、置いておいて……」 上田が駄目ならと、亀山がデッキを使うと名乗り出た。 しかしタイガがそれに制止をかける。 「いや、まだ上田さんが使っていたほうがいい……」 「なんでだよ!? 変身したほうが戦力は増すんだろ?」 「上田さんには、これまでモンスターを操ってきた慣れがある。 それで、作戦があるんだ」 作戦。その言葉に場は色めきだつ。 「作戦、ってなんだよそれ!?」 「これまでの戦いから、あいつにはこっちの攻撃はほとんど通用しないのが分かった。 あいつを倒せる可能性があるとすれば、きっとファイナルベントくらいだ。 ……でも、簡単にそれを喰らってくれるやつじゃない……。だからあいつの動きを止める。 そのために僕とミハエルくんと上田さんで連携する……」 「そ、そんな上手い作戦があるのか?」 「……とにかく、今は作戦の是非を議論してる時間は無いかも……。それと上田さん」 「what!?」 タイガが彼にしてはらしくもなく言葉を強めたため、呼びかけられた上田に緊張が走る。 「次に裏切ったら、全員死ぬことになるよ……?」 「ハッハッハ! わ、私は……別に…………ルラギッタワケデハ…………」 とにかく反対する者もなく、タイガの作戦が決行される運びになった。 突如シャドームーンの背後の木から、破壊音が聞こえてくる。 デストワイルダーとゼール種数匹が、木を切り倒す。 背後から倒れてくる木を、シャドームーンはなんなく払い除ける。 ――TRICK VENT―― 再びモンスターに周囲を囲まれる形になったシャドームーン。 そのモンスターの群れの中にナイトの姿が見えた。 しかも1人ではない。6人7人と姿を現す。 そのナイトが一斉に、シャドームーンへ走りよる。 (数を増やしただと? いや、虚像か) 複数のナイトは虚像による分身だと当たりをつけ、シャドームーンはマイティアイで解析をする。 どれも外見上に実体との相違点は見られない。 それでもナイトの足下。足を運んでいる地面に目を向けた。 そこは砂利だったが、出来上がるべき足跡がない。 やはり質量のない虚像だった。 しかし全てが虚像で、実体を捜しても存在しない。 虚像の1人がが飛びかかってきた。叩き落そうとするが掻き消える。 次々と虚像が飛び掛ってくるが、何もできずに掻き消えていく。 不審に思うシャドームーンは気づかない。 マイティアイは透視能力を有する。だが、任意に選択しないと発動しない。 だから次々にただ飛び掛ってくるナイトに視界を奪われたシャドームーンは、気づかなかった。 ゼール種の方位が縮まっていることを。 全てのナイトが消えるのと同時に、何体ものゼール種たちがシャドームーンへ一斉に飛びかかる。 ゼール種の優れた脚力に不意を衝かれたこともあって シャドームーンは両手、両脚、胴体、頭部と全身を覆われるような形でゼール種たちに取り付かれる。 ――FREEZE VENT―― ゼール種たちがシャドームーンに取り付くのと、タイガがフリーズベントをベントインしたのはほぼ同時。 もし一瞬でもベントインが遅れていれば、ゼール種たちは軽々と振り払われていただろう。 ゼール種たちはシャドームーンに取り付いたまま、瞬時に絶対零度の冷気で凍結した。 ちなみに他のゼール種たちは、ミラーワールドに避難していた。そちらはフリーズベントの効果を受けていないらしい。 「よし、今度こそ逃げるぞ!!」 「ちょっと待って! まだ終わってませんて! それにかなみって子が、まだどこかで生きてるかもしれないんでしょ!?」 シャドームーンを捕縛したと見るや、上田はすぐに逃げるよう亀山に指示を出す。しかし亀山はそれを拒否。 その様子を見てタイガは深い溜息をつくが、すぐに気を取り直してナイトに話しかける。 「ミハエルくん、今の内に君はファイナルベントを使って。 僕のファイナルベントは、あの状態の相手には使いづらいかも……」 「分かりました。…………心配しないでシャドームーン。あなたもこれからは私の胸の中……同志の夢の中に生きていけます」 東條もミハエルも、この機に逃げるつもりはない。 かれらの目的はあくまで全ての参加者の救済。 無論、それで自分たちが志半ばで死んでしまえば本末転倒なのだから必要ならば逃走という手段も使う。 しかし、最後には全ての参加者を『救う』ことが目的なのだから 『救う』機があれば、多少の無理をしてもそれを為す覚悟だ。 ――FINAL VENT―― ナイトがウイングウォールを使い天高く飛行した。 そして自分の身体を軸にキリモミ回転して、ウイングウォールを巻き込んでいく。 突き出したウィングランサーを先端に、ドリルのような状態となる。 ナイト最高の攻撃力を誇る技、飛翔斬の体勢が整った。 高速回転したまま、シャドームーンへ向け急降下していく。 タイガもまたデストバイザーでシャドームーンに向かっていった。 同時攻撃で必ず仕留める。2人のライダーの覚悟が重なった。 瞬間、シャドームーンの胴体に取り付いていたオメガゼールが陶器のように爆砕し 内側から、雷のごとくうねりを上げるシャドービームが飛び出してきた。 そして両腕のゼール種も電撃状のシャドービームで破砕された。 「伏せて!!」 瑞穂の叫び声に反応して、亀山が地に伏せる。 その上をシャドービームが通り過ぎていった。 瑞穂の判断の早さがなければ、3人は直撃を受け死んでいただろう。上田は最初から立てなかったが。 しかし攻撃態勢に入っていたタイガとナイトはそうもいかない。 シャドーチャージャーからのシャドービームは幾つにも枝別れしており それぞれ、タイガとナイトを捉えた。 その威力に負け、タイガはあえなく吹き飛ばされる。 しかしそれも一瞬のこと、シャドービームはすぐに見当違いの方向に行き 公園遊具や木々を無意味に破壊していった。 シャドームーンが、シャドーチャージャーと両手からシャドービームを放った理由は2つ。 1つは自分を拘束するモンスターを破壊するため。 もう1つは拘束されてすぐにくるであろう、敵の攻撃を迎撃するため。 しかし頭部の感覚器官を防がれていたシャドームーンは、いつどこから攻撃が来るか正確には分からない。 だからシャドービームを可能な限り拡散し、全方位に放ったのだ。 従って威力も拡散する。重装甲であるタイガの受けたダメージは、見た目の印象よりも小さい。 さらにナイトの場合は飛翔斬を放っていた。 飛翔斬はその技の性質から、突撃貫徹能力に極めて秀でている。 ゆえにシャドービームを受けても、なお押し負けずに 逆に突き抜けることができた。 そして飛翔斬は――ナイトがそれを知らないので偶然ではあるが――シャドームーンの数少ない弱点部分である シャドーチャージャーに直撃した。 両手のシャドービームで、足を拘束するモンスターを破壊していたため シャドームーンは10mほど地面と垂直に飛んだ後、半壊したジャングルジムに突き刺さった。 (ミハエルくん……) 飛翔斬を打ち終わったナイトは、地に落ちたまま倒れて動かない。 突き抜けたとはいえ、シャドービームとの相打ちだったのだ。 実はタイガ以上にダメージは大きい。 タイガはナイトを心配するが、まだすべきことは残っている。 「…………やったのか?」 「まだ浅い……。あれくらいで、倒せる相手じゃないよ」 様子を窺う亀山に、タイガは起き上がりながらはシャドームーンの存命を予測する。 はたしてその通り、シャドームーンは纏わりつくジャングルジムをシャドービームで弾き飛ばし起き上がる。 しかしその動きはどこか重い。 つまり、まだ好機は続いている。 「上田さん、もう1つの作戦でいこう……」 シャドームーンは自分の怪我の状態を探る。 どうやらシャドーチャージャーの損壊は、軽いものらしい。 いかに飛翔斬といえど、シャドービームを受けての攻撃だったのだ。 しかもシャドーチャージャーとて、決して脆い物ではない。 与えられたダメージは小さい。シャドームーンの修復能力なら、さほど時間も掛からずに完治する程度だ。 それでも全身へのエネルギーの供給には、僅かに支障は出ている。 しかしその間を見過ごされるはずもなく、ゼール種の群れが押し寄せてきた。 多少の負傷をしていても、今さら群れに頼んだ単調な攻撃はシャドームーンに通じない。 多少動きは悪くとも、仕掛けてくるゼール種を確実に仕留めていく。 ――FINAL VENT―― その水たまりは、ちょうどシャドームーンの足元の少し後方、つまりマイティアイの死角にあった。 そして『水面』からのミラーモンスターの現出自体には、何の発音も生じない。 ゆえに今度こそ、シャドームーンに対する完璧な奇襲と化した。 水たまりの水面から現れたデストワイルダーは、シャドームーンを背中から押し倒す。 そしてシャドームーンを地面に引きずりながら、タイガの下に駆けていく。 デストクローで待ち構えるタイガ。 タイガ最大の攻撃力を有するファイナルベント、クリスタルブレイクの態勢。 これで引きずられてくるシャドームーンを、デストクローで刺せば結晶爆発で倒せる。 それでもクリスタルブレイクは破られやすい技だ。現に王蛇とゾルダに破られている。 しかしタイガには、シャドームーンにクリスタルブレイクを決められる自信があった。 何故なら、シャドームーンはうつ伏せで引きずられているためだ。 王蛇やゾルダの時は仰向けにしていたから、デストワイルダーが反撃を喰らって破られた。 うつ伏せの体勢なら、そうは反撃がこない。 それにこのうつ伏せにしてのクリスタルブレイクは、恩師の香川を倒した技でもある。 そんな由縁ゆえに、タイガは絶対の自信を持っていた。 引きずられ火花を散らしながらシャドームーンはエルボートリガーを振るうが、デストワイルダーには当たらない。 シャドームーンの抵抗にも関係なく、デストワイルダーはタイガとの距離を縮める。 後1mでタイガと接触する。というところで、シャドームーンの手から電撃状のシャドービームが放たれた。 捕縛され動きを止めるデストワイルダー。 さらにデストワイルダーは軽々と持ち上げられ、タイガに投げつけられた。 280kgあるデストワイルダーの巨体を叩きつけられ、押し潰される形で倒れるタイガ。 デストワイルダーを押し退けて立ち上がる。まだシャドームーンにあれだけの力が残っていたのかと、驚く余裕もない。 シャドーパンチが打ち込まれる。 デストクローで防御が間に合ったのは、最後の余力。 弾き飛ばされ、倒れていたスベリ台の残骸に叩き込まれる。 そのスベリ台の残骸をも吹き飛ばし、10mは地面に転がった。 もはや立ち上がる余力さえなく、地面に倒れたまま動かないタイガ。 そのタイガの変身が解け、東條悟に戻る。 見ればナイトの変身も解けて、ミハエルに戻っていた。 ついに2人の変身時間が終わったのだ。 強い。途轍もなく強い。 ライダーの強さがどの程度のものか知らない亀山でも分かる。 シャドームーンはただ力があるというだけに尽きない。 技術がセンスが発想が、何よりどれだけ攻められても揺るぎない闘争心が とにかく戦闘に関するあらゆる点でずば抜けている。付け入る隙がまるでない。 亀山の身体が震える。恐怖によって。 まだインペラーのデッキはある。だが、それがシャドームーン相手にどれほどの足しになるというのだ。 もはやどう足掻いても、シャドームーンに殺されるしかないように思える。 警察官になった時から死は覚悟していたつもりだった。 そもそも警察の仕事が、身を挺して人々を守ることの連続だ。 だが、こんな想像を絶する化け物を前にしては絶望感しかない 亀山は単純な死ではなく、シャドームーンという存在そのものに恐怖していた。 その恐怖の中である気づき。 コンクリート製のスベリ台の破片が散乱している場所に小さな人影が倒れている。 長い髪を後に括った、まだ幼い子供だ。 (……あれは上田さんの言っていた、かなみちゃんじゃ!) 震えが止まり、別の意味での戦慄の襲われる。 かなみの位置は、この場の誰よりも――――シャドームーンから最も近いのだ。 「上田さん、カードデッキを貸してください!」 「ひ、1人で逃げるつもりか、刑事のくせに!」 「違いますよ! ほら、あそこにかなみちゃんんが居るでしょ! 助けないと!!」 「……おう、本当だ! だがミラーモンスターを向ければいいのではないか?」 「それじゃどうにもならないのは、散々試したじゃないですか! ……ライダーなら、まだどうにかできるかもしれないでしょう」 「多分、できるのは時間稼ぎくらいだぞ。それができたとしても、稼いだ者は……」 言葉を濁す上田。しかし言いたいことは、亀山にも充分に伝わっていた。 再び震えが襲った。怖くないといえば嘘になる。 だがここで逃げるわけにはいかない。 ここで逃げたら、自分が警察になろうとした理由を、瑞穂に言った言葉を裏切ることになる。 「…………だからこそ、俺が行くんです! 警察官の――――特命係の俺が!」 かなみの頭上を覆っていたスベリ台の瓦礫が吹き飛び、外の喧騒が止んだ。 戦闘が止んだのだろうか? かなみは痛む上体を起こし、周囲をうかがう。 そしてそこにはシャドームーンが居た。 目と鼻の先。互いが確実に認識できる距離だ。 かなみに再び、最初にシャドームーンを見た時の恐怖が蘇る。 純粋な悪意、純粋な殺意、純粋な蔑み――――。 ――――それだけではない。 かなみはこの時初めて、シャドームーンの深層に闇。いや、虚無があるのを知った。 それは例えるなら小さな喪失ではなく、心の中の大事な基盤を失ってしまって人では無くなってしまったような。 かなみの直感は精確を得ていた。 シャドームーンは脳改造を受けた、完全な改造人間だ。 つまりブラックサンなどとは根本的に異なる。 人間の頃の記憶はあれど、その心は強制的に排除された存在だ。 だから世紀王の自我の奥には、底知れない虚無がある。 かなみはシャドームーンが可愛そうに思えてならなかった。 おそらくシャドームーンは、自分が哀れで孤独であることさえ気づいていないのだ。 かなみは恐怖も忘れ、哀れみを込めた視線をシャドームーンに送る。 その哀れみのこもった視線を受け、シャドームーンは 先ほどまでの戦いにも感じなかった、微かな苛立ちを覚えた。 理由は分からないが、愚かな人間が自分を哀れんでいる。 それもこれから殺されようという時にだ。 シャドームーンは独特の足音を立てかなみに歩み寄り、見下ろしながら言い放った。 「他の人間を呼べ。そうすれば命は助けてやる」 シャドームーンは試し、とも言えぬ戯れを試みる。 他の人間を呼んだところで、助けてやるつもりなどない。 ただ、自分を哀れんだ人間が命乞いするさまを見て溜飲を下げたいだけだ。 それに他の人間を呼ばせれば、手間も省ける。 しかし、かなみは一言も発さない。 声を発せないのか? ならばそれを確かめる。 シャドームーンは、かなみの左腕を軽く踏む。 それで左腕の骨は容易く折れた。 しかし、かなみは声を発さない。 その目を瞑り耐える表情を見れば分かる。 かなみは声を発せないのではない、必死に耐えているのだ。 シャドームーンの苛立ちは、さらに強まる。 そう言っても人間に例えれば、戯れに弄んでいる虫が思い通りに動かない程度の苛立ちだが。 しかし虫けらを踏み潰す理由には充分だ。 シャドームーンは、かなみの頭の上に足を置き地面に押し付ける。 「他の人間を呼べ。楽にしてやる」 そう言って、徐々に踏む力を強くしていく。 鈍い激痛がかなみの頭を襲う。 それでも声を発さない。 「苦しんで死にたいらしいな」 ――SPIN VENT―― 「うおおおおおぉぉぉっ!!!」 気勢を上げインペラーが右手に装備した2本のドリル状態の角、ガゼルスタップで殴りかかる。 しかしシャドームーンに、あっさり払い飛ばされた。 「まだ居たか。どこまでも懲りない人間どもだ」 インペラーはさらに2度3度と、ガゼルスタップを繰り出していく。 シャドームーンがエルボートリガーを振るった。 ガゼルスタップの角は、呆気なく切り落とされる。 しかしその隙にかなみの頭に乗る、シャドームーンの足を蹴り飛ばす。 さらに左の拳で殴り飛ばした。 インペラーにタイガやナイトほどの洗練された技量はない。 ただ、後を省みない気迫があるだけだ。 しかし命を賭けた実戦では、それは時としてどんな巧みな技術よりも効果を上げる。 「へっ! ざまあねえな、何とかムーンさんよ!!」 「貴様っ!!」 シャドームーンが伸びきっていたインペラーの左腕を掴み、力任せに叩き折った。 インペラーに激痛が襲う。しかしそれに耐えながら、インペラーはカードをベントイン。 ――FINAL VENT―― インペラーの契約モンスター、ゼール種の群れ。と言っても、もう10体も残っていないが。 それが一斉にシャドームーンに飛び掛っていく。 既にゼール種の攻撃は完全に見切っているシャドームーンは、全て捌いていく。 しかし、最後のインペラーの膝蹴りだけは見切れなかった。 仮面ライダーが瞬間的にでも、最大の力を発揮できる技、それがファイナルベントである。 その膝蹴りがシャドームーンの顔面に直撃。 シャドームーンは頭部に受けた衝撃で身体ごと空中に舞い、放物線を描いて海に着水した。 「大丈夫か!? しっかりしろ!!」 かなみはインペラーに抱き起こされる。 インペラーの姿。しかし上田ではない、聞いたことのない声。 しかし、安心できる相手だとは分かった。 「…………ありがとう……ございます」 「ははは、そんなに丁寧な返事ができるんなら大丈夫だ!」 インペラーの脚力は、かなみを抱えて一足飛びで上田たちのところへ行けた。 ようやく立ち上がることができた上田に、インペラーはかなみを預ける。 「……マウンテンカメール」 「そんなに心配するなよ瑞穂ちゃん。それとさすがに締まらないから、その呼び方は止めてくれ。 上田さん。あいつは俺が引き受けたから、瑞穂ちゃんとかなみちゃんを頼みます。 …………そして、皆で杉下右京って人のところへ行ってください! 右京さんなら…………右京さんなら必ず、この事件も解決してくれます!」 「君がそれだけ言うんなら、よっぽどの人物なんだろうな」 「ええ。俺が世界一信頼している、たった1人の相棒です」 水音がした。振り返れば、シャドームーンが悠然と地上に上がろうとしている。 やはり与えたダメージ自体は小さい。足止めする者が必要だ。 「さあ、早く行って! …………早く!!」 上田と瑞穂はただ黙って首肯し、走り去っていく。 亀山としてはあのメンバーに不安がないわけではないが、今となっては無事を祈るほかない。 3人の姿が遠ざかるのを確認し、シャドームーンに立ち向かう。 【一日目早朝/F-5 橋の上】 【上田次郎@TRICK(実写)】 [装備] 無し [支給品] 支給品一式、富竹のポラロイド@ひぐらしのなく頃に [状態] 額部に軽い裂傷(処置済み)、全身打撲 [思考・行動] 0:シャドームーンから逃げる。 ※ 龍騎のライダーバトルについてだいたい知りました。カードデッキが殺し合いの道具であったことについても知りましたが、構造などに興味はあるかもしれません。 ※ 東條が一度死んだことを信用してません。 【由詑かなみ@スクライド(アニメ)】 [装備] 無し [支給品] 支給品一式、ランダムアイテム(1~3確認済み) [状態] 左腕骨折、頭部に損傷、全身打撲 [思考・行動] 1:シャドームーンから逃げる。 2:カズマに会いたい。 3:アルターが弱まっている事、知らない人物がいる事に疑問。 ※彼女のアルター能力(ハート・トゥ・ハーツ)は制限されており 相手が強く思っている事しか読む事が出来ず、大まかにしか把握できません。 又、相手に自分の思考を伝える事もできません ※本編終了後のため、自分のアルター能力を理解しています。 【稲田瑞穂@バトルロワイアル(小説)】 [装備] 模擬刀@現実 [支給品] シアン化カリウム@バトル・ロワイアル、本人確認済み支給品×2、支給品一式 [状態] 疲労(小)、アフラ・マズダ様のお声が聞けないため若干落ち着かない(´・ω・`) [思考・行動] 1:シャドームーンから逃げる 2:神秘の水晶を奪還し、アフラ・マズダ様と再び交信する。 3:悪は討つ。 4:右京と言う人間は……? ※シャドームーンを『地球を脅かす悪』だと思っています。 シャドームーンが独特の足音を立てながら、亀山に近づいていく。 その向こうでミハエルと東條が逃げていくのが、見える。 しかも、いつの間にかフライングボードに乗って。 (あいつら、いつの間に! …………まあ、瑞穂ちゃんたちとは逆方向だから鉢会うことは無いか……) ミハエルと東條が向かっていったのは西の方角。 ならば瑞穂たちとは距離を置いた形になる。 ともかく、これで公園――もはや元公園というべきか――亀山以外の全員が逃げたことになる。 これで何の気兼ねも無く戦うことができる。 どうしたって、絶望的な戦いだが。 「どうだ? 皆、逃げちまったぞ! 本当にざまあねえな!」 「…………見事だ」 「はあ?」 「見事だ。たかが人間が、ここまで私を手こずらせるとは……」 惰弱な人間がたった1人で、自らの命を賭して世紀王に立ち向かうつもりらしい。 勝ち目がないことは、理解しているだろうに。 その亀山の姿にブラックサン、南光太郎の姿が重なる。 シャドームーンは思い返した。 ブラックサンは脳改造を逃れ、人間の精神を保っているからこそ 強大なゴルゴムを敵に回し、戦い抜いてきたのだと。 「…………いいだろう人間、認めてやる。これは茶番ではなく戦い、殺し合いだということを。 貴様らがブラックサンのついでに片付ける塵ではなく、倒すべき我が敵だということを」 「……何を偉そうに、訳わかんねえこと言ってんだ! お前こそ、降服するなら今の内だぞ!!」 残ったカードは少ない。 何れにせよ小細工の通じる相手じゃない。 ならば真っ向勝負で行くだけだ。 インペラーの脚力で全力の踏み込み。 その勢いを乗せ、右の拳を繰り出す。 それをシャドームーンは緑に光る左の拳で迎え撃った。 真っ向からの拳の打ち合い。 勝ったのはシャドームーン。 そして負けたインペラーの拳は、粉々に砕け散った。 「うああああああああぁぁぁぁぁぁっ!!!!」 激痛という言葉が陳腐に思える異常な痛みに、インペラーはのたうち回る。 そのインペラーの身体が、サッカーボールのように蹴り飛ばされた。 インペラーは地面と平行に、20mほど飛んで木にぶつかった。 仮面の下で血を吐く、どうやらあばら骨が折れて、内臓までやられたらしい。 何より恐ろしい、事実に気づいた。 シャドームーンはまだ全力を出していなかったのだ。 「図に乗るな人間! 私は世紀王シャドームーン! 用意された王座、玉座に座るだけの人間の統治者と同じに思うな!! 力でもって全てを支配するこの世界唯一絶対の真の王、創世王となる存在なのだ!! 我が敵と定まった以上、貴様らの死は絶対だ!!」 シャドービームが放たれる。 それはインペラーの胴体を紙のごとくに貫いた。 シャドームーンはインペラーの胴体を貫通したのを確認する。 あれでは生きてはいまい。 インペラーの死を確認し、東を向く。 マイティアイは未だ、瑞穂たちの姿を捉えている。 そしてシャドービームの射程内。 シャドームーンは、ゆっくりと瑞穂たちに手を向けた。 そこに、横から来ないはずの蹴りが飛んできた。 シャドームーンはそれを余裕で避わし しかしさすがに驚きをもって、インペラーを見つめた。 「人間が胴体を貫通して生きているのか?」 「…………創世王だか……ソーセージだか知らねえがな…………警察を……舐めるなよ! 特に……俺たち特命係はな……………………どんなきつい事件からも逃げたことはねーんだよ!!」 間違いない胴に大きく穴が開いている。 全身に受けたダメージは、確実に致死量に至っている。 それでもなお、インペラーは戦うことを止めない。 何がインペラーを支えている? いや、何であろうと構わない。 相手が敵である以上、こちらも全力を持って葬るまで戦うのみ 「…………フッ、掛かって来い我が敵よ」 ◇ ◇ ◇ ミハエルがフライングボードを手に入れたのは偶然だ。 変身が解けて倒れていたミハエルの頭上に、どういう具合かフライングボードが飛んできたのだ。 ミハエルはシャドームーンが海に落ちた隙に、それに乗り そして東條を拾って、逃げ出した。 亀山たちを救って上げたかったが、デッキが使えない上 本人たちの状態もとても戦えるものではないため、逃げることに専念した。 だが、それが悔しくないわけではない。 自分たちがもっと上手く立ち回れば、あるいはもっと多くを救えたかもしれない。 正義の、あるいは大儀のために生きる者は、その崇高な理想ゆえ常に自責と戦う。 ミハエルと東條とて例外ではない。 「インペラーに変身した人の名前は聞けなかった……」 東條は島を振り返り、悔しさを滲ませて呟く。 インペラーはおそらく、自分たちが逃げる足止めのために戦い そして死んだのだろう。 「東條さん。たとえ、名前を知らなくてもあの人は私たちの胸に生きています。 そして、それは同志と同じ夢をみることと同じことです」 「……そうなのかな」 その東條を、ミハエルは優しく諭す。 ミハエルと東條は出あって間もない。 それでも2人は深い友愛の情で結ばれていた。 「ええ、そして私たちは、彼の行いを無駄にするわけにはいきません。 一刻も早く、多くの人たちを救い出しましょう」 「……そうだね、そうでないと英雄にはなれないかも……」 自らを奮い立たせながら、ミハエルと東條は進む。 正義の、あるいは大儀のために生きる者は多くの障害に遭う。 それでも、その崇高な理想ゆえ必ず立ち上がるだろう。 その身が果てるか、理想を果たすまで。 【一日目早朝/F-4 西部】 【ミハエル・ギャレット@ガンソード】 [装備] フライングボード@ヴィオラートのアトリエ [所持品] 支給品一式、カギ爪@ガンソード、ナイトのデッキ@仮面ライダー龍騎、仕込み杖@るろうに剣心 [状態] 疲労(大)、全身打撲 [思考・行動] 0:同志の下に帰る。 1:東條と共に1人でも多くの人を『救う』、だが無茶はしない。 【東條悟@仮面ライダー龍騎(実写)】 [装備] 無し [支給品] 支給品一式×2(一つは沙都子の物)、タイガのデッキ@仮面ライダー龍騎、レイ・ラングレンの銃@ガン×ソード、予備弾倉、ランダム支給品(確認済み)(1~3) [状態] 疲労(大)、全身打撲 [思考・行動] 0:全ての人を『救う』ことにベストを尽くして英雄になる。 ※TV本編死亡後よりの参戦です シャドームーンは亀山の死体の前、崩れたブランコの柵の上に座っていた。 死体といっても、シャドームーンの一撃でほとんど原型を留めていないほどバラバラになった亀山の 比較的形を残している、胴体部分だが。 ちなみにその時亀山のデイパックと中身とインペラーのデッキは破壊されている。 当のシャドームーンは死体には何の感慨も示さず、自分の身体の状態を内省していた。 負傷の修復は問題なく行われている。 ふと倒れた時計があったので見ると、6時が近いことが分かる。 V.V.の説明にあった放送が近い。 他の人間どもも見失ったことだ。 多少は消耗もあったことなので、それまではこの場で休むことにする。 放送までには負傷と消耗からも回復していることだろう。 それにしても自分に休息をとらせるほど、人間が手こずらせるとは予想外だ。 あのデッキで装甲を纏えば、ゴルゴムの怪人かあるいはそれ以上の力を持てるようだ。 武器を配っているといったが、更に強力な力を持つ者が存在する可能性もある。 何より、愚かな人間どもが世紀王を恐れずに立ち向かってきた。 どうやらこれが、世紀王すらただ1人の参加者とする殺し合いであることは あながち戯言だとばかりに、切り捨てられるものではないらしい。 認めるほかない。 世紀王には到底届かない、しかし有象無象と切り捨てられぬ――――我が敵だと。 ならば、世紀王の真価で殺し合いに当たるまで。 創世王がどんな意図で殺し合いを始め、世紀王を参加させたのかは知らない。 世紀王を人間どもと一纏めにした、創世王を許すつもりもない。 だがこの殺し合いは世紀王の矜持にかけて、完遂してみせる。 ブラックサンも含め全ての参加者を皆殺しにして、勝利を手にしてみせる。 もう、一々ブラックサンやサタンサーベルを探すこともない。 殺し合いを進めていけば、いずれどちらにも行き当たるのだ。 影の王子は今、この時になってようやくだが ――――殺し合いに乗る真の決意を固めた。 【仮面ライダーインペラー&ギガゼール 破壊】 【亀山薫@相棒(実写) 死亡】 【一日目早朝/F-5 公園】 【シャドームーン@仮面ライダーBLACK(実写)】 [装備] 無し [支給品] 支給品一式、不明支給品1~3(確認済み) [状態] シャドーチャージャーに軽傷(修復中)、疲労(小) [思考・行動] 1:殺し合いに優勝する。 2:元の世界に帰り、創世王を殺す。 【備考】 ※本編50話途中からの参戦です。 ※殺し合いの主催者の裏に、創世王が居ると考えています。 ※公園を含むF-5の小島の大部分は破壊されました。 時系列順で読む Back Blood bath(前編) Next 元教師とメイドさん 投下順で読む Back Blood bath(前編) Next 元教師とメイドさん 070 Blood bath(前編) 亀山薫 GAME OVER 稲田瑞穂 093 上田次郎は二人の狂人を前に気絶する 上田次郎 由詑かなみ 東條悟 077 命の価値 ミハエル・ギャレット シャドームーン 094 MOON PHASE
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相棒DS 【あいぼうでぃーえす】 ジャンル ドラマ(アドベンチャー) 対応機種 ニンテンドーDS 発売元 テクモ 開発元 ビーワークス 発売日 2009年3月5日 価格 4,980円 レーティング CERO B(12才以上対象) 判定 なし ポイント キャラゲーとしては良作ボリューム不足が悔やまれる 概要 特徴 ドラマモード ノベルモード おまけモード 評価点 問題点 総評 余談 概要 警視庁の窓際部署、特命係に配属されている変人だが頭が切れる杉下右京と、その相棒が難事件に挑む大人気刑事ドラマ『相棒』のゲーム版。 発売元は『西村京太郎サスペンスシリーズ』などのゲーム版を手掛けているテクモ。 発売前は発売元からの期待と裏腹に実写などを使っていたので、ハードの性能の問題を指摘する声や、キャラ崩壊の可能性を危惧する声もあった。 なお、本作の主人公の相棒はお人好しで熱血漢でちょっとおバカの初代相棒「亀山薫」(寺脇康文氏)である。 特徴 最大の特徴は全編を通して実写で作られていること。 オリジナルストーリーが楽しめるドラマモード、原作のストーリーが再現されたノベルモード、その他の要素が詰まったおまけモードの3モードが用意されている。 ドラマモード 本作専用に書き下ろされたオリジナルストーリーが3つ収録されている。このゲーム専用の俳優を使っての実写による遺体が表示されるなど力が入っている。 題名は「残照」「殺意の琴線」「遺志」の3話。実際には操作方法やゲームの展開を説明するプロローグ「ある日の特命係」という話も入っているので実質的には4話になる。 以下簡単なあらすじ。公式サイトにもあらすじと、登場人物の人間関係図が載っているので、そちらも目に通すといいだろう。 「ある日の特命係」 特命係でヒマを持て余す亀山だったが、角田から借りたビデオテープが無くなっていることに気付く。右京と亀山はこのささやかな事件の調査に乗り出すのだった。 「残照」 芸術家の三沢玲一が自宅のアトリエで変死した。彼のアトリエは内側から施錠されていて密室状態だった。所轄は玲一の死を事故死と見立てるが、現場の不自然さが気になった右京は、亀山と共に独自の捜査を開始する。 「殺意の琴線」 亀山の妻、亀山美和子からの電話で特命係の二人が向かったのは、琴や三味線を演奏する和奏流派「若松流」の大師範、若松佳子の屋敷。そこでは佳子の弟子、尾道あい子が殺害される殺人事件が発生していた。右京と亀山は、佳子や他の弟子たちから事情を聞き、事件を調べていく。 「遺志」 落語の寄席で吉川貞彦という人物に出会う右京と亀山。彼は趣味や仕草などが右京と瓜二つという特徴的な人だった。1か月後、その吉川が車にひき逃げされ死亡したことを知った特命係の2人は吉川の弔問をするため彼の家を訪れる。吉川の死を調べるうちに、事件はただのひき逃げ事故から大きな展開を見せることになる。 このモードでは主に相棒ボタン、聞き込み、タッチ操作、移動の四つを駆使して捜査を進めていく。 聞き込みではその場にいる関係者に話を聞き、事件の情報を集める。 タッチ操作では、事件現場などをタッチして調べ、物的証拠などを探す。DSの2画面を活用して、過去の写真と現場を見比べて変わっている場所を探す、といったことも。 また、事件とは関係なさそうな物でも右京の目に引っかかると「右京ビジョン」として記録される。それらは後々、捜査の重要な局面で役立つことになる。 移動は、文字通り別の場所に移動する。特命係の部屋や鑑識課、事件現場を行き来して事件の謎に迫る。 相棒ボタンは、右京と亀山が一緒に行動しているときに選択できるボタン。2人の会話を聞くことができる。普段は他愛のない会話をしているが、事件の情報が集まってくると相棒ボタンが点滅しだし、この時に相棒ボタンを押すと2人が集めた情報を整理して仮説を導きだし、ストーリーに展開が起こる。 聞き込みなどで人と話している時、たまに選択肢が出てくることがある。後述するが、選んだ選択肢によってストーリーが分岐することはない。 また、会話の最後に「ひとつだけボタン」が現れることがある。このボタンを押すと、右京が人差し指を立てて「後ひとつだけ」と鋭い質問をする。 これらの操作で得た情報は捜査記録として保存され、いつでも確認できるようになる。 話の途中で、タッチパネルを活用したミニゲームがはじまることもある。パズルを解いたり、犯人を見つけたり。 ノベルモード ドラマ相棒を人気エピソードをDSで見れるようにしたのがこのノベルモード。『相棒』シーズン1~5からそれぞれ1話ずつ収録されている。 収録話はシーズン1-8話「仮面の告白」・シーズン2-18話「ピルイーター」・シーズン3-10話「ありふれた殺人」・シーズン4-19話「ついてない女」・シーズン5-4話「せんみつ」の全5話。 このモードでも実写が使われ、ドラマのワンシーンが映し出された状態で原作のBGMを聞きながら文章を読み進めていく。文章は『ノベライズ版相棒』から引用されている。 「仮面の告白」「ピルイーター」はノベライズ版及びドラマを再現している。 「ありふれた殺人」「ついてない女」は一部原作ドラマ及びノベライズ版から改訂されている。 「せんみつ」は初ノベライズ(当時)。 おまけモード おまけは2つのミニゲームと用語集。ドラマモードをすべてクリアするとサウンドトラックとスタッフロールが追加される。 用語集では、専門用語や相棒でよく使われる言葉、主要人物の解説が詳しく書いてある。 警察関連の用語を調べられるので勉強になるし、原作を見ていない人はドラマの世界観や人物像を深く知ることができる。 ミニゲームの1つ目は「組織犯罪対策5課課長角田六郎のザ・特命係のコーヒーサーバーからコーヒーを頂いちゃおう!ゲーム」である。タイトルが長い。 角田課長を操作して、だるまさんがころんだの要領でこっそり右京と亀山に見られないようにコーヒーを盗んで飲む。右京は立ち位置的に角田の盗み飲みに気付かないのはおかしいし(*1)、そもそも角田は普段から特命係でコーヒーを飲んでいるので盗み飲む必要もないなどツッコミ所は多いがコミカルで楽しいミニゲーム。 2つ目の「米沢守の鑑定力検定」は間違い探しなどの単調なものが多い。 評価点 このゲーム専用のオープニングムービーがある。 ゲームにOPがあるのは普通のことだが、このゲームが発売された頃、ドラマの『相棒』はシーズン7の放送が終盤に差し掛かっている時期だった。シーズン7では長年右京の相棒を務めてきた亀山薫が引退したシーズンでもありOPには右京や亀山がほとんど映っていなかった。そしてシーズン8からは新しい相棒が登場したので、右京と亀山が映る相棒のOPはシーズン6が最後の状態だった。 そんな時発売されたこのゲームのOPは、シーズン3から続くお馴染みのBGMに加えてシーズン6までのOPの雰囲気を踏襲したものだったので、亀山時代の相棒を好む人たちから評価されることになった。 本作書き下ろしのストーリーが3つ収録されている「ドラマモード」の評価は高い。特に「遺志」はこの中でもさらに評価が高い。 いずれもかなりの良ストーリーで、原作の雰囲気も壊していない。キャラゲーにありがちなキャラ崩壊、矛盾だらけのストーリーということもなく、「泣いた」「感動した」との声も多い。 テレビドラマ化して放送して欲しいとの声も多い…シーズン20にて寺脇氏演じる亀山薫が戻ってきたため、希望はあるだろう。 ドラマで例えるなら「残照」は普通の1時間の話「殺意の琴線」は内容の濃い1時間物か、もしくは2話連続物「遺志」は最終回2時間スペシャルぐらいである。 ゲームだから規模の大きな話は無いだろうと高をくくっていると、最後には驚きの展開が待っている。 ドラマモードのストーリーを途中でセーブし再開するときにあらすじを読むことが出来るのだが、これが意外と面白い。 トリオ・ザ・捜一(*2)が、特命係が捜査していることをネタに雑談している…というシチュエーションでストーリーのあらすじを確認できるのだが、彼らの掛け合いが妙に面白く、ストーリーが進むと彼らの話も変化するので(*3)、無駄にセーブをしてすべてのあらすじを確認するプレイヤーもいたとかいないとか。トリオ・ザ・捜一のノリは『相棒』のスピンオフドラマ、裏相棒に近いとも言われた。 原作の話が収録されているノベルモードは電車の中などでも気軽に読める。収録されている話も人気作が多く…。 「仮面の告白」は平成の切り裂きジャック浅倉緑郎や、映画『相棒 劇場版』第1作にも絡んでくる武藤弁護士の初登場回。「ピルイーター」では登場して間もなかった大河内監察官の秘密が明らかになる。「ありふれた殺人」は殺人事件の時効を迎えた被害者遺族の無念さがひしひしと伝わってくる回。「ついてない女」は後々花の里の女将としてレギュラーキャラになる月本幸子のお話。「せんみつ」は、普段あまり目立たない三浦刑事にスポットが当たる回。嘘つきの天才と対峙する右京は見物。どれも一定の評価を得ている回であり、ハズレ回の無い良いチョイスになっている。 キャラクターの心理描写が多いのもノベルモードの特徴である。ドラマの映像だけでは分からなかったことが文字情報で補完されているためドラマ版とは違った見方ができる。中でも特徴的なのは「ついてない女」で、この話は月本幸子目線での記述が多く「幸子は○○と思った」という書き方がされている。 「せんみつ」はシーズン5の話だが、シーズン5の小説版が発売されたのは相棒DS発売の約6か月後。なのでこの話だけ一足早く小説化されたことになる。 キャラクターや背景には実写を使っているので、雰囲気を壊さず没頭しやすい。キャラクターにはいくつかの動くアニメーションもある。 またどうしてもサスペンスや刑事ドラマのゲーム化作品は、携帯機だと登場人物がアニメや漫画風のグラフィックになっていることも多いのでこれは評価が高い。 ドラマモードのオリジナルキャラは、それなりに有名な俳優を使っている。例えばあびる優氏など。葛山信吾氏・河原さぶ氏・橋爪淳氏などドラマの相棒で別人役で登場した俳優も何名かいる。 BGMはドラマと同じ作曲家、池頼広。彼の音楽がDSバージョンにアレンジされ随所で流れる。 ドラマでよく流れるBGMはほとんどが収録されている。中でも人気で、PVでも使われていた「終わりの始まり」はドラマモード中は流れないのでどこで流れるのかと思っていると最後の最後、スタッフロールで流れるようになっている。 ノベルモードでも原作の曲が流れるので、イヤホンを着けると更に雰囲気が良くなる。 ただ、DS音源によるアレンジなので、ドラマのサウンドトラックなどと聴き比べると、若干チープな感じは否めない。 ちなみにおまけモードのサウンドトラックの曲順は、一部抜けがあるがドラマのサウンドトラックCDと完全に同じ並びである。 OPムービーでお馴染みのシーズン3以降のOPテーマが流れるのはもちろんのこと、モード選択画面にシーズン2、シナリオ選択画面にシーズン1のOPテーマが用いられているのも、初期からのファンを唸らせる演出である。 容量的にフルではないがキャラクターのボイスも入っている。 話の要所要所でタイミングよくボイスを入れてくれるため盛り上がることうけあい。 定番のセリフや汎用的なセリフ以外にも、本作でしか登場しない用語や人物を呼ぶセリフにもボイスがあることからドラマのセリフの切り抜きではなく、新録であることが分かる。 相棒の世界観や警察で使う用語集の解説もあるため親切。 人物や用語について以外にも、原作で定番の台詞や小ネタにまで解説が用意されている。 本作から『相棒』に触れるようなユーザーも、これさえ軽く読んでいればプレイに支障は無く、むしろ『相棒』の面白さを知ることが出来る。 掛け合いや小ネタが多い。 会うたびに小競り合いになる亀山と伊丹や、角田の名言「ヒマか?」に加え、タツミ開発のマスコットキャラ、タッちゃんにヒロコママといった小ネタは、原作ファンならニヤリと来るかも。 原作の見所である推理場面も上手く再現されており、雰囲気もよく出ている。 問題点 余りにも薄いゲーム性 基本的に捜査は一本道でゲームオーバーがない、選択肢を間違えても即座に右京や亀山が教えてくれる。ミニゲームのパズルなどもしばらくすると親切にも右京が「僕が解きましょうか?」と尋ねてくるなど充実のサポート。伊丹刑事の気持ちがわかること請け合い。警部殿、邪魔です…。 普段ゲームをやらない層に向けての仕様と思われるが、流石にゲーム性が薄すぎる。 ノベルゲームなどでは完全に一本道のゲームもあるので本作もその系統だと考えられなくもないが、その割には選択肢はかなり多くストーリーに専念するにはテンポが良くない。 ドラマモードは1話1話はそれなりに長い話だが、全部で3話しかないので結果的にボリュームが少ない。 ノベルモードはドラマのシーンが省略されている部分があり、かつ収録数も少ない。 ドラマモードより多い5話収録とは言ってもノベル=小説なので、1話(だいたい100ページ前後)がすぐに読み終わってしまう。5話全部読み切ってしまうのも時間の問題。 ドラマモードと違って、キャラのボイスも一切ないので残念。 問題点というほどではないが、一部の話はドラマ版から内容が削除されたり改変されたりしている。 たとえば「仮面の告白」では右京と米沢が事件の被告人の供述が二転三転したことの理由を推理するシーンが省かれていたり、ドラマではこの話より後に起きる事件がすでに解決している。「ピルイーター」では最後に大河内と話す場所がドラマでは講義室のような場所だったがノベルモードでは日比谷公園になっているため、背景のシーンと文章が不釣り合いになっている。 原作の重要人物、小野田公顕(岸部一徳)の立ち絵やボイスがない。 ドラマモードの「遺志」や、ノベルモードの「ありふれた殺人」で小野田自体は登場するのだが、「遺志」では電話ごしの会話だけ、「ありふれた殺人」でも小野田の映ったワンシーンがないなど、主要人物のなかでただ一人、文字だけの出演になっている。 ちなみに大河内監察官もドラマモードに登場しないのでボイスはないが、ノベルモードの「ピルイーター」で容姿を確認することはできる。 おまけのミニゲームも単純で飽きやすい。気分転換にはなるのだが。 一応このミニゲームも原作ファンには愉快なものにはなっているが、肝心のミニゲーム内容が面白くない。コーヒー飲みは評価できる部分もあるが、米沢守の鑑定力検定は不評。 総評 ファンなら買って絶対後悔しないものではあり評価も高く、続編を望む声も少なからずある。 また、原作を見たことがない人でも楽しめる出来となっている。 ただしアドベンチャーとしてみると明らかに練りこまれておらず、ゲーム性が著しく低いのが悔やまれる。 「推理アドベンチャー」というよりも、「DSで手軽に見る『相棒』」と考えたほうがいいようだ。 余談 ドラマモードでは話が一段落したときや、あらすじを読み終わったときにアイキャッチが流れるようになっているが、これは演出の一環でデータの読み込み場面ではない。 読み込みの待ち時間があると勘違いしている人もいるかもしれないが『相棒DS』に読み込み時間は全くと言っていいほどない。 任天堂公式サイトのソフト紹介ページでは本ソフトのドラマモードを「Limited Season」と表現している。 評価点で述べたように本作発売時点で相棒の亀山は引退しているわけだが、その後も神戸尊(及川光博氏)・甲斐享(成宮寛貴氏)・冠城亘(反町隆史氏)と相棒が入れ替わっている。 ただ、劇場版は相棒が入れ替わるたびに新作が公開されるのに対し、ゲームは本作以降発売されていない。 なお、2022年10月から始まった新シーズンでは、本作に登場する初代の亀山が約14年ぶりに相棒として復帰している。
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令和5年度春期個人戦本戦 [1日目] 日時 :5/13(土曜日)9:00~18:00 場所 :大阪経済大学大隅キャンパス [2日目] 日時 :5/20(土曜日)9:00~18:00 場所 :豊一市民センター 持ち時間:30分、切れたら秒読み60秒 打ち消し線は抽選後の辞退者・欠場者。 春期個人戦予選通過者と前期個人戦ベスト4、前期新人王、清流が参加する。上位5名は学生名人戦への参加資格を得る。 予選1日目はこちら 予選2日目はこちら 学生名人戦/学生王将戦はこちら(全日本学生将棋連盟HP) 第1位:大中奏(京都3) 第2位:本田竜大(立命館2) 第3位:小路優輝(大阪4) 第4位:速水秀馬(立命館3) 第5位:亀山凌(立命館3) 本戦トーナメント 1 小路優輝 (大阪4) ┐ │小路優輝 ┐ 2 種植太一(立命館2) ┘ │ │小路 ┐ 3 伊藤光祐(京都3) ┐ │ │ │伊藤光佑 ┘ │ 4 小野泰誠(大阪3) ┘ │ │小路 ┐ 5 楠本一斗(立命館2) ┐ │ │ │志摩樹 ┐ │ │ 6 志摩樹(滋賀県立1) ┘ │ │ │ │縄巻 ┘ │ 7 吉瀬蓮(立命館2) ┐ │ │ │縄巻宏直 ┘ │ 8 繩巻宏直(立命館4) ┘ │ │大中 ┐ 9 亀山凌(立命館3) ┐ │ │ │亀山凌 ┐ │ │ 10 四浦大亮(同志社2) ┘ │ │ │ │亀山 ┐ │ │ 11 高橋景(流通科学4) ┐ │ │ │ │ │宮越雅大 ┘ │ │ │ 12 宮越雅大(立命館4) ┘ │ │ │ │大中 ┘ │ 13 畑山敏輝(立命館3) ┐ │ │ │大中奏 ┐ │ │ 14 大中奏(京都3) ┘ │ │ │ │大中 ┘ │ 15 加藤慎士(立命館1) ┐ │ │ │加藤慎士 ┘ │ 16 岡田想太(立命館1) ┘ │ │大中 17 佐々木白馬(立命館4) ┐ │ │佐々木白馬 ┐ │ 18 杉本耀太(京都4) ┘ │ │ │速水 ┐ │ 19 橋本力(立命館3) ┐ │ │ │ │速水秀馬 ┘ │ │ 20 速水秀馬(立命館3) ┘ │ │ │速水 ┐ │ 21 村井響(立命館2) ┐ │ │ │ │大宮健太郎 ┐ │ │ │ 22 大宮健太郎(立命館3) ┘ │ │ │ │ │大宮 ┘ │ │ 23 中村圭吾(京都1) ┐ │ │ │ │中村圭吾 │ │ 24 原優太郎(京都4) ┘ │ │ │本田 ┘ 25 宮堂力旗(立命館2) ┐ │ │三原涼 ┐ │ 26 三原涼(大阪公立3) ┘ │ │ │本田 ┐ │ 27 宮瀬賢伸(立命館1) ┐ │ │ │ │本田竜大 ┘ │ │ 28 本田竜大(立命館2) ┘ │ │ │本田 ┘ 29 中谷亮彦(立命館1) ┐ │ │荒瀬啓介 ┐ │ 30 荒瀬啓介(龍谷1) ┘ │ │ │大久保 ┘ 31 大久保智陽(京都4) ┐ │ │大久保智陽 ┘ 32 大原尚(近畿2) ┘ 3位決定戦 小路(大阪4) ┐ │小路 速水(立命館3) ┘ 5位決定戦 1 縄巻(立命4) ┐ │亀山 ┐ 2 亀山(立命3) ┘ │ │亀山 3 大宮(立命3) ┐ │ │大久保 ┘ 4 大久保(京都4) ┘ 予選1日目はこちら 予選2日目はこちら 学生名人戦/学生王将戦はこちら(全日本学生将棋連盟HP)
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亀山「なんなんすか!この馬鹿でかい街は!?」 右京「麻帆良学園都市……日本でも最大級の学園集合都市です」 警察上層部の指示で麻帆良学園都市で起きた殺人事件の捜査に乗り出す特命係。 朝倉「麻帆良学園で殺人事件!!謎の部署特命係の刑事が事件解決に乗り出す!記者魂が騒ぐわ!!」 明日菜「なんかありそうね……あの二人」 木乃香「なんやえらい事になってしもうたわぁ~」 刹那「特命係……聞いた事がありませんね」 ネギ「これからどうなるんでしょうか……」 麻帆良学園中等部3-Aの教室で男が射殺されていた。 しかし現場には薬きょうも硝煙反応も弾丸も存在しなかった。 消えた弾丸の正体、次々に狙われる教師そして生徒たち。 右京「亀山君、この事件は我々では解決できないかもしれませんねぇ」 亀山「それでも右京さんはやるんでしょ?とことん付き合いますよ」 やがて右京と亀山がが辿り着く真実。 ネギ「犯人は誰なんですか!?」 右京「犯人はひょっとしたら魔法使いかもしれませんねぇ……」 ネギ「魔法使い!?」 右京「ええ犯人は魔法を使ったのです、誰にも見破られる事のない、人知を超えた魔法の力を」 相棒 Seazon Negi
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所在地千葉県君津市広岡 開業日1936/3/25 接続路線久留里線 隣接駅平山(久留里線:木更津方面) 上総亀山(久留里線:上総亀山方面) 訪問日2005/1/4 戻る
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しものしょう 東海旅客鉄道 三重県亀山市下庄町 JR紀勢本線 亀山←→一身田